センスある奴はほんの一握り!普通の人が見るスーパーマーケット仕事術&お役立ち情報

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【セブンゴールド】セブン&アイ・ホールディングス、新ブランドを立ち上げ!【セブンプレミアムゴールド】

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どうも、おはこんにちばんは!もんたろうです。
30記事以上書いて今さらですが、今回からちゃんと名を名乗る事にしました(笑)

先日、『セブン&アイ・ホールディングス』が現状のセブンプレミアム約3650の商品ラインナップに加え、新ブランドを更に3つ立ち上げることを発表しましたね。

ただでさえ近年コンビニの脅威にさらされている我々スーパーマーケット業界ですが、更にダメージを受けかねない事態となりました。

たかがコンビニ、されどコンビニ。皆さんの店も近隣のコンビニにお客さん取られていませんか?

たしかに売上規模では我々の業態に比べると小さいかもしれませんが、コンビニは数で勝負です。どこにでもある利便さが強み。
セブンイレブンだけでなく、ローソンや地元のコンビニなど、全てひっくるめてしまえば相当な売上規模を持っている事になります。
それが更なる攻撃を仕掛けてくると思うと、内心穏やかではありません。

それでは、具体的にどのような攻め方をしてこようとしているのか見ていきましょう。
対策を考えなければ痛い目に合いますよ!

スタンダード自社ブランド『セブンプレミアム』

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セブン&アイ・ホールディングスの自社ブランド、所謂PB商品です。
PB商品とは『プライベートブランド』の略で、各メーカーに商品製造を委託する形を取り自社製品として販売するブランドです。
製造者には多くの場合、委託したメーカーの社名が記されます。

「もっと美味しく」、「もっとお得に」を掲げ、コンビニでも通常のスーパーマーケットのような手軽でお買い得な商品を扱っています。
スーパーマーケットと比べれば割高な感じもあり、高くもなく安くもない微妙な価格設定ですが、他商品の価格が高いコンビニ内ではお得に見えますし、品質も悪くありません。

新ブランド、『セブンプレミアムゴールド』

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こちらも同じく同社のPB商品です。
セブンプレミアムのワンランク上質な商品を揃えたブランドとなります。
『最上級のブランド』を名乗り、上質な原料と技術で作り上げた商品展開となります。

価格もそれなりで、決して安くはありませんが、『量より質』が重視される今の時代には合っている商品ではあります。

こだわりの生鮮品、『セブンプレミアムフレッシュ』

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こちらの商品も独自に契約を結んだラインから仕入れるPB商品になります。
ついに、コンビニでも本格的な生鮮食品を購入できる時が来てしまったんですね。
生産者の顔が見え、誰がどこでどのように育てたのかをしっかりと示し、こだわりの品質を掲げたブランドです。
安定した供給や商品の質も本来なかなか管理しにくいものですが、規模の大きな生産者とタッグを組むことで解消されるとのことです。

生鮮食品の品ぞろえが我々スーパーマーケットの強みでありますが、そこにまで踏み込んでケンカを売ってくるようです。
わざわざスーパーマーケットに行かなくても近くのコンビニで全ての食料品の買い物が済んでしまいます。しかも24時間欲しい時に買えるわけです。

しかし、スーパーマーケットではそれぞれの専門である部門担当が商品管理していますが、コンビニの現場ではどのような鮮度管理のシステムを導入しているのでしょうか。

スーパーマーケット業界としては、ここは絶対に負けたくないですよね。

便利な日用雑貨『セブンプレミアムライフスタイル』

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ボールペンやハサミ、テープのりやノート・ファイルなどの幅広い文房具の品ぞろえから、ティッシュやタオル、ケア用品、メイク用品、スキンケア用品、ボディケア用品など日用品も豊富なラインナップ。

普段の生活必需品も品質の良い商品で網羅されています。

まとめ

セブン&アイ・ホールディングスは、セブンプレミアムが浸透し認知される事で生み出されたチャンスを利用し、全体の売上構成比65%を担う食品部門を更に伸ばす方針で動いている様です。

我々の強みは先ほども述べたとおり、生鮮食品の品ぞろえと、それに伴う専門部門を設置することにより可能となるきめ細かい現場での商品管理力です。

食品部門においても、高級志向のセブンプレミアムゴールドに対抗してNB商品の高単価商品を露出・アピールし、売り込んでいく売場づくりが更に重要になってきます。

安価で点数を稼ぐ商品も大切ですが、高単価商品に手をかけた売場を作り、しっかりと腰を据えた販売をしていくことが対策のひとつになるでしょう。

売れる売場とは、押し売りではなくお客さんのニーズに合った商品を提供できる売場です。

今一度お客さん目線で売場づくりを考えてみましょう。

 

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