ひなまつり売場動向 デザート・すし酢が好調!
どうも、おはこんにちばんは。
今日はひなまつり売場の動向をご報告したいと思います。
2月3日に節分売場からひなまつり売場へと移行してから約半月が経ちました。ここで、ひなまつり関連商材に関わる分類の今年の前年比から傾向を検証したいと思います。
食酢
メイン売場で展開しているのは2品。構成比の高いメイン商材は『ミツカン すし酢 360ml』です。
序盤から動きが良く、『すし酢カテゴリー』は前年比125%で推移。ほぼ曜日別日販にブレが無い状態で好調です。まだまだ手作り需要が伸びているという指標のひとつになりますね。
また、アッパーな商品として『ミツカン 純米酢』も同時陳列しています。単価アップに繋げるだけならまだ他にも高単価の酢はありますが、まあ、高すぎてもアレなんで買いやすい価格帯を考えてチョイスした商品です。
こちらも好調で米酢分類としては前年比136%の伸び率を見せています。単価が高い分粗利にも大きく貢献しています。
こういったひなまつり等の所謂『ハレの日』のイベントには高単価品の需要も高まります。
お祝いには少し良い食材を使いたくなるものです。
また、『手間要らず商品』として『ミツカン 五目ちらし』も大きく露出。こちらは彩りがよく売り場に華やかさが生まれますので、ひなまつりには必須の商品として毎年必ずある程度の面を取って露出しています。
また、『料理時間を短縮する』という時代にあった商品性も◎です。
農産乾物
こちらは『どんこ椎茸』と『スライス椎茸』が数字を牽引しています。分類で前年比が118%とこちらも好調。
細かく見ると椎茸の分類で133%の伸長となっています。
粗利も114%と好調で、昨年露出の弱かった『スライス椎茸』の展開が功を奏したと言えそうです。
また、ひなまつり関連商材全般に言える事ですが、生鮮売り場を含む複数個所陳列が効果的だったという要因もありそうです。
海産乾物
前年比113%と好調に推移。ひなまつり関連商材全般的に非常に好調ですね。
こちらは『焼のり』『きざみのり』の展開が数字のメインです。
カテゴリー全体で言うと、朝食フェアで非常によく売れている『とろろ昆布』の効果も大きいと言えます。
『海苔』の分類では、『焼のり』と『きざみのり』の両方を展開する事で、2つの需要をカバーしています。
・『焼のり』⇒量が多く他の用途にも利用でき経済的。自分で刻むことで手作り感が楽しめる。
・『きざみのり』⇒手間要らず。料理時間短縮できる。均等なので誰でもきれいな盛り付けができる。
この、ユーザーの2つの考え方両方を満たす売り場構成を意識してアイテム選定しました。
また、手作りには欠かせない『桜でんぶ』。こちらも好調に推移しております。他部門での扱いもあるため、『早く売ったもん勝ち』の精神で露出度を高めました。
デザート
ひなまつりの定番デザートと言えば『フルーチェ』です。
今の時期から初夏にかけて最需要期を迎えます。企業によって露出期間は前後するでしょうが、うちの会社は今が最拡販期となっております。
こちらも非常に好調で、デザート分類の9割の数字を担っています。
先日ご紹介しました新商品も好調です。
【フルーチェ新商品レビュー記事】
やはり一番の売れ筋は『イチゴ』です。ひなまつりらしい『ピーチ』の面も拡大していますが『イチゴ』には敵いません。
新商品『蜜リンゴ』と『ブルーベリー&ぶどう』はまあぼちぼちと言った感じです。
まとめ
今年のひなまつりは我が部門での取り組みは成功と言える内容で現在遂行中です。菓子部門も兼任していますがそちらも140%と非常に高い水準で推移しています。
このままで行けば最終着地も安泰でしょう。
後は、ここまでの推移から推測して過不足無く最終日3月3日を終え、スムーズに『春の行楽』『返礼ギフト』へと移行できるよう微調整していく計画です。
以上