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ガイアの夜明け見ました。運送業者の労働環境って...

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どうも、おはこんにちばんは。

 

最近労働環境に焦点を当てた記事書いていますが、やはり世間的にも非常に興味が集まる内容なんじゃないかなって思います。

 

今放送されている『ガイアの夜明け』ではヤマト運輸の勤務状況について取材されていました。

 

こんなんテレビで放送して大丈夫?ってくらい酷い現状が晒されましたけどほんと大丈夫なのか?と思ってちょっと調べてみました。

 

どうやら運送業の『運転手の場合』は時間外労働協定の『適用除外』の業種らしいです。

我々の仕事も一緒で、繁忙期(お盆・年末)に関しては『適用除外』に当てはまります。

なので労使協定次第では『アリ』のようです。

ちなみにうちの会社は『アリ』で労使協定を結んでいます。

ですので、繁忙期の残業時間は通常月よりも法的許容範囲が広がることになります。

 

しかし、それにしても働く側としては非常にツライと思います。協定さえ結んでいればここまで働かせるのもありなのかよ、と。

 

昼時にコンビニに立ち寄ってパンを購入して車に戻り、かじった所で映像が切り替わりました。

 

最後の瞬間が、パンを咥えながらハンドルを握り後方確認したタイミングだったことから推測するに、休憩は車内で運転しながらパンかじって終わりって感じでしょうね。

8時から働いて帰宅は23時。休憩は運転しながらパンをかじる。

過酷ですね。

 

拘束時間は驚きの15時間。我々の繁忙期以上の労働時間ですね。新店舗オープン前後並みです。それより酷いかも。

 

これが毎日繰り返されるとなると、もはや残業代が出るとか出ないとかの問題じゃないですね。

 

番組内では言及されていなかったのでわかりませんが、一応タイムカード上公休は取得できていましたが、まさか休日出勤なんて無いですよね…?

 

公休取得できていたとしても、出勤日が3日続くともう体力的にも精神的にも疲弊しきってしましますね。

 

出勤日が続く限り身も心も消耗するばかりで回復する間がありません。

 

宅配業者を責める気はありません。

だってそうしないと会社として成り立たないんでしょうから。

 

増員をして2交代制にすれば人件費は当然かさみます。人件費は会社の経費の大部分を占める部分であるので気持ちはわかります。

 

でもやらなければなりません。

これからの時代はこんな状態許されません。

 

そして記事を書いているとふと気になりました。(ここから脱線します笑)

 

「芸能界の労働環境ってどうなってるんだろう?」

 

度々バラエティ番組などでもアイドルや売れっこ芸人が、さらっと「もう3カ月はまともに休んでません(笑)」などと語っていますが、それってアリなの?

 

調べました。

 

どうやら現状は労働組合は無いようですね。

 

それでもあんなに働いて何故法律に抵触しないのか。その答えは芸能界独特の契約方法にあるようです。

 

通常我々は労働組合を通じて、会社と労働協定を結んでいます。

 

これが芸能界の場合は契約の内容によって異なる場合があり、賃金制か報酬制かで違いがあるそうです。

 

賃金制だとある程度の基本給が決まっており、それに対して臨時ボーナスがあったりするのです。

我々と同じ『サラリーマン』です。

また、労働契約を結んでいるため、契約時間外は残業となり、当然賃金に加算されます。

事務所が正当な手続きを行っている場合は10時間でも20時間でも働く事が出来ます。

 

一方報酬制はというと、こちらは『個人事業主』として契約を結んでいるため『労働者』として扱わないということになります。

ですので、『出演1本いくら』というように、『賃金』では無く、仕事に対する『報酬』が支払われることになります。

 

これが、我々の知らない芸能界の労働環境の秘密だったのです。

 

まとめ

意外と知らない他業種の労働環境や契約方法。

自分が働く環境は自分で守る。他人事みたいに「ややこしいしよくわからない」で済ませずにきちんと理解して正当な労働環境を勝ち取りましょう。

そのために労働組合は存在しているのです。

何かおかしいと思ったら組合執行部へ問い合わせてみましょう。

 

以上

 

 

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